Berliner Eisbein / ベルリン風アイスバイン
アイスバインはドイツ料理の代表格と言える伝統料理の一つです。右の写真をご覧いただいてもお分かりのように豚の脚・すねの部分を皮付きで骨ごと茹でて作る、なんとも「豪快」な料理です。さすがのドイツ人も目の前にアイスバインの皿が運ばれてくると「オー」と言った顔つきになりますが、そこは年季の入ったもので、少々小ぶりのものならば、女性でも一人一皿「ペロ」っと食べる人が多くみられます。ボリューム満点に見えますが、まあ半分は骨ということにしておきましょう。
さて、このアイスバインの名前は、その昔スケート靴の「刃」を豚の大腿骨やすねの骨を使って作っていたところから、「アイススケート用の骨」がアイスバイン(バインは骨または脚と言う意味)と呼ばれ、その部位を使った料理にも「アイスバイン」と命名されたことに由来するようです。アイスバインには塩漬けされた豚の骨付き肉が用いられ、数時間茹でて作ります。作り方は「ドイツ料理のレシピ」コーナーでご紹介しておりますので、一度お試しください。
1800年にベルリンのレストランではじめて提供されたとされるアイスバインですが、現在ではドイツ各地で食べられています。ただし地方によってSchweinehaxe / シュバイネ・ハクセ(豚の脚肉という意味), あるいはHaxe / ハクセなどと呼び名が違ってきますので少しご注意ください。このアイスバインの付け合せにベルリンでは「Erbspüree / エルプスピュレ(エンドウ豆のピューレ)」が添えられるのが伝統的です。もちろんザウアークラウト、さらには塩茹でのジャガイモ等も付け合せとしてしばしば供されます。またこのエンドウ豆のピューレは前回ご案内しましたKassler / カスラーのローストしたものにも良く付け合せとして添えられられます。因みにこのカスラーの生みの親であるCassler氏はここベルリンの食肉マイスターでした。
Currywurst / カレー・ヴルスト(カレー・ソーセージ)
このカレー・ヴルストはドイツ国内のインビス・スタンドの定番メニューで、ドイツの大衆スナックの代表格とも言えます。トマトケチャップあるいはトマトペーストをベースにカレー粉を加えて作ったカレーケチャップをかけて食べる焼きヴルストです。このカレー・ヴルストの生まれに関しましてはベルリンなのか、ハンブルクなのか、それぞれの街が「元祖」を主張しているようですので、答えは保留にいたします。いずれにしても、お腹が空いたら街角のインビス・スタンドをのぞいて見てください。焼きたてのソーセージを食べやすい一口サイズに切って、上からカレーケチャップをたっぷりとかけてくれます。ブロートヒェン(パン)と一緒に食べるかPommes Frites / ポン・フリ(フライド・ポテト)と食べるかはお腹の空き具合で皆様にお任せいたします。
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