Weizen / ヴァイツェン(小麦)
製パンの際の必需品である小麦は、ドイツ国内で栽培されている穀物のなかでは、最も収穫量の多い穀物です。小麦はパンをはじめとして焼菓子やケーキ類、ミュズリ、そしてその他パスタ等の原料として、さらには小麦胚芽油や酒類などの加工原料に使われています。小麦はその硬さからWeichweizen / ヴァイヒ・ヴァイツェン(軟質小麦)とHartweizen / ハルト・ヴァイツェン(硬質小麦)があり、また栽培時期によって、年の初めに播種をするSommerweizen / ゾンマー・ヴァイツェン(夏小麦)と秋に播種をし翌年の夏に収穫をするWinterweizen / ヴィンター・ヴァイツェン(冬小麦)に分けられています。ドイツでは栽培されている小麦の90%以上が冬小麦で、その作付面積は2004年度で約305万ヘクタール、そして収穫量は約2,500万トンでした。(統計出典:ドイツ連邦統計局)
Roggen / ロッゲン(ライ麦)
ライ麦もまたパン、焼菓子やケーキ類、ミュズリ、酒類等の原料とされる重要な穀物の一つで、寒冷の気候に強く、またいろいろな土質での栽培が可能な作物であることから石灰質の土壌や砂土質の海岸沿い、さらには低地や中級山岳地帯でも栽培されています。ドイツでも北部の地域で多く栽培されており、2004年度におけるライ麦年間総収穫量383万トンのうちブランデンブルク州の収穫量が最も多く約100万トン、次いでニーダーザクセン州で約82万トンでした。(統計出典:ドイツ連邦統計局) この2州いずれもドイツ北部に位置する地域です。
因みにドイツ国内における小麦粉の一人当たりの年間消費量は2004年度で約67kg、ライ麦粉は約10kg、その他の穀物粉は約12kgでした。(統計出典:BMELV) なおこの数字はパンだけでなく、パスタや菓子、その他の飲食料品に加工されたものも含まれています。
Gerste / ゲルステ(大麦)
大麦もまたいろいろな土壌での栽培が可能で、寒冷地や高地でも栽培されています。ミュズリ、ポリッジ(粥)、ビールや酒類の原料として使われています。
Hafer / ハーファー(オート)
ハーファーは日本ではオート、あるいはオート麦、または燕麦とも呼ばれている穀物で夏収穫されます。湿度があり涼しい気候を好む作物です。オートはミュズリやダイエット食品の原料として用いられるのをはじめとして、欧米諸国ではこのオートを圧扁し、オートミールとして牛乳で炊いてポリッジ(粥)にして食べる方法も好まれています。
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