
ジャガイモ収穫量世界第7位(2004年度)を誇るドイツでは年間1,000万トン以上のジャガイモが収穫され、消費量が減少傾向にはあると言われながらも、一人当たりの年間消費量は2004/05年度で66.5kgを数えます(統計出典:ZMP)。このうち33.7kgがジャガイモ調製品での消費によって占められ、生食用(野菜として食べるもの)の32.7kgを上回っています。因みにジャガイモの調製品とは、ジャガイモに、最終製品に適した「茹でる」、「焼く」あるいは「乾燥、粉末にする」等といった調理工程を施し、塩やスパイス等の添加物を加え、保存に適するよう包装処理をして製造された食品のことです。下の表でお分かりのように年々調製品として加工されるジャガイモの数量は増加しており、2004年度では約287万トンのジャガイモが調製品の原料となりました。これはジャガイモ調製品へのニーズがいかに高いかを示した数字と言えます(出典:ZMP)。
調製品に加工されるジャガイモの数量(単位:トン)
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1996年度
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2000年度
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2004年度
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粉末・乾燥調製品
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884,918
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902,353
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1,520,528
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冷凍調製品
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482,054
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762,842
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790,414
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ポテトチップス等の調製品
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300,209
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304,423
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305,028
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その他の調製品
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284,999
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329,416
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258,862
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合 計
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1,952,182
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2,299,034
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2,874,832
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統計出典:ZMP
注:「その他の調製品」にはロスティやカルトッフェル・プッファー、クヌーデルやクローセの調製品、またパック詰めされたポテトサラダやビン・缶詰めのジャガイモなどが含まれます。
1996年度には約61.5万トンのジャガイモ調製品が生産されましたが、2004年度には約85.2万トンと38.5%以上の増加となっています。
ジャガイモ調製品の生産量(単位:トン)
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1996年度
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2000年度
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2004年度
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粉末・乾燥調製品
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130,135
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132,699
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223,607
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冷凍調製品
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241,027
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381,421
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395,207
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ポテトチップス等の調製品
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85,774
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89,364
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89,714
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その他の調製品
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158,333
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183,009
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143,812
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合 計
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615,269
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786,493
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852,340
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下の図はそれぞれのジャガイモ調製品の生産量を総生産量に対する割合(%)で示したものです。最も多いのは冷凍調製品で、総生産量に占める割合は1996年度の39.2%から、8年後の2004年度には46.4%へとさらに増加し、粉末・乾燥調製品も21.2%から26.2%へと増加しています。その反面、ポテトチップス等の調製品やその他の調製品の割合は減少傾向にあります。
ドイツにおけるジャガイモ調製品の生産量の割合(1996年度および2004年度)
統計出典:ZMP
ドイツにはいろいろなタイプのジャガイモ調製品がありますが、そのどれにも共通して言えることは、原材料となるジャガイモの品質が調製品の出来上がりの質と味を左右するということです。いかに高度な製造技術を持ってしても、ジャガイモの品質が劣っていれば、味の良い調製品は生まれないのです。そのために多くのメーカーはジャガイモの品質にこだわり、それぞれの製品に適したジャガイモを入手するために生産者と契約し、高品質のジャガイモが栽培されるよう土壌の検査から種イモの植付け、そして収穫まで常時チェックしています。
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