ドイツの食材
セミハード・スライサブルチーズ

このグループのチーズは固形分が50%で、ソフトチーズとスライサブルチーズのちょうど中間に位置づけられます。バターを彷彿とさせるクリーミーなチーズから、刺激的な青カビタイプまで、味のバラエティが豊富なのが特徴です。

ヴァイスラッカー
白色のサイコロ形のチーズです。味は非常にスパイシーで、刺激的な強烈なアロマがあります。他の種類に比べて塩味が効いていますので、ビールにぴったりのチーズです。

脂肪含有等級:「ファット」〜「クリーム」

熟成期間:約9〜12ヶ月

生産形状:ブロック(1.0 〜 2.0 kg)

特徴:組織が白く、いくらか粘り気のあるグリスのような塩水に浸けられていますので、簡単に見分けることができます。

味/香り:ピリッと舌を刺す、一度食べたら忘れられない味です。パンやバターにも合いますが、やっぱりビールが一番です。

バターチーズ
バターチーズと言ってもバターから作られているわけではありません。バターのようにクリーミーでほのかな酸味があるため、バターチーズ(=ブッターケーゼ)と呼ばれています。ドイツを代表するチーズの1つです。

脂肪含有等級:「フルファット」〜「ダブルクリーム」

熟成期間:約3週間

生産形状:食パン形またはバー状(200 g 〜 20 kg)

特徴: 黄色っぽい色で、リンド(表皮)のあるものと、リンドレスのものが売られています。気孔の数はそれほど多くありません。

味/香り:バターを連想させるようなクリーミーな味わいのため、朝食用チーズとして人気があります。デザートチーズとしてもおススメです。

エーデルピルツケーゼ
エーデルピルツケーゼ(カビのチーズ)は、カビの暗緑色ないしは青色の色調からブルーチーズ(青カビチーズ)とも呼ばれます。チーズの組織は白色で、葉脈のような青い筋が内部を走っています。青カビの繁殖には酵素を必要とするため、チーズを針状のもので刺してカビの通り道を作っておくと、カビはそれに沿って繁殖していきます。

脂肪含有等級:「フルファット」〜「ダブルクリーム」

熟成期間:5週間以上

生産形状:ブロック(2.0 〜 5.0 kg)

特徴:切断面は大理石模様で、少しボロボロしていますが、全体としては柔らかいタイプです。チーズの表面が青カビでうっすらと覆われ、“開花”したようになった頃が理想的な熟成具合です。

味/香り:最短5週間で熟成し、やや刺激がある程度のものからかなり刺激の強いものまで、いろいろあります。刺激的な味が気になる方は無塩バターと一緒に味わうと、マイルドなおいしさに変身します。料理のソースとしても絶品です。

参照