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日本だけでなく、世界各地で食品の安全・安心に対する消費者の関心が高まり、食品の安全性を心配する声が広がっています。ドイツでは消費者の不安を払拭し、食に対する信頼を回復するため、食品の品質と安全性を保証するQSシステムが構築されました。
QSとは、”Quality and Safety for Food Products, from Producer to Consumer”(食品の品質及び安全−生産者から消費者まで)を意味し、食品の生産・加工・販売の各プロセスにおける信頼性を保証するためのシステムです。よりアクティブな消費者保護を目的に、農畜産物の生産、加工、販売に携わる企業が集まり、CMA並びにドイツ連邦消費者保護・食糧農業省(BMVEL)との緊密な連携の下に、QS協議会が組織されました。当初は精肉と加工肉の分野から始まり、2004年からは「生鮮果物、野菜、馬鈴薯」の分野でもQSシステムによって、生産者から消費者に届くまで食品生産のすべての段階において、透明性とトレーサビリティが確保されることになりました。 QSシステムでは食品の生産・加工から店頭での販売に至るまで、法律で定められた基準以上に厳格かつ広範囲にわたるQS基準が設けられています。参加企業は、最初に中立公正な検査機関による検査を受けることが義務づけられ、基準に適合しているかどうかが厳しく審査されます。審査に合格し、QSシステムへの参加契約書に署名した企業は、CMAからQS認証マークの使用が許可されます。 さらに、その後も定期的な検査が義務づけられており、違反企業には罰則措置が設けられています。したがって、QS認証マークの付いた食品は、生産・加工から販売まで、透明性とトレーサビリティが確保された食品として、安心して召し上がっていただけます。 QSシステムは、ドイツ国内だけでなく、海外の関係者に門戸を広げ、国際間の物流にも対応できるものとなっています。QSシステム及びQSマークに関する詳しい情報は、http://www.cma.de/qs(ドイツ語)をご覧ください。英語はhttp://www.q-s.info/でご覧いただけます。 |